今夜11時W杯賭けて決戦-ヨルダン・アンマン
サッカー日本代表は、3月26日今夜11時からヨルダンとワールドカップ2014出場を賭けて対戦します。
世界最速で出場を決める、アウェーでの対戦です。
対戦場所はヨルダンの首都アンマンにある、キング・アブドゥラー・インターナショナルスタジアム(King Abdullah International Stadium)です。
過酷な条件での厳しい戦いが予想されます。
厳しい条件:
1.本田選手と長友選手が怪我で戦列を離れている。
主力選手が出場できないため、カバーしたプレーをしなくてはいけない。
フィジカルに強い本田選手が、抜けることでコンタクトプレーに対応できない可能性もある。現に、3/22のカナダ親善試合では力が落ちていました。
2.魔のスタジアムでのプレー。
日本のように細かいパスをつなぐサッカーができないピッチの芝環境であるスタジアムをヨルダン側はわざわざ選んでいる。日本が優れているプレーを封じ込める作戦でいる。
ロッカーやトイレ、シャワーが汚く衛生的にも精神的にも選手を苦しめている。とにかく日本人にとっては劣悪な環境である。
3.中東のスタジアム独特な雰囲気
中東では些細なプレーで大歓声が上がり、大したピンチでもないのに大ピンチとあわてる日本選手が出るかもしれない。
4.中東の笛
昨年9月のオーストラリアvsヨルダンのW杯予選ヨルダンホーム試合では、審判が4人全員カタールの審判で、明らかに反則ではないゴール前のプレーのシミュレーションを中東に有利な方にジャッジして、PKまで与える判定がある。
ここぞという場面では必ずヨルダンに有利になることが分かっているので、このことを日本選手は意識してプレーしなければならない。
今日の試合では、審判4人全員イランの審判で、当然中東ヨルダン寄りになる試合になります。
Referee: Alireza FAGHANI (IRN)
Assistant Referee 1: Hassan KAMRANIFAR (IRN)
Assistant Referee 2: Reza SOKHANDAN (IRN)
Fourth official: Saeid MOZAFFARI (IRN)
厳しい条件での不利が日本にはあります。
しかし、実力でははるかに日本が優っていて勝つチャンスが多いのは間違いないです。
厳しい条件の中でも特に注意すべき中東の笛は、ザッケローニ監督もきっちり指示をしているので開き直ってプレーすれば間違いなく3点以上は取れます。
ここで勝ってワールドカップ2014出場を決めてくれることを期待します。
例によって、ウィリアムヒルの賭けオッヅを確認しておきます。
引き分けも考えておいたほうがいいかもしれません。
ヨルダンは観光立国で写真を見るだけでも行ってみたくなる国ですが、渡航には注意するように外務省からは注意されているようです。