井端の素顔 KeyMaker 2013年3月14日 勝負強い井端選手についてです。魅せる男、井端弘和選手(37歳)です。 二次ラウンドMVPで、打率.571の成績と台湾戦で地獄に落ちる手前の日本を救った男なので当然の評価です。 WBC召集時は、山本監督に「試合に使ってください」とお願いしたところ、山本監督は「後半でな」と答えていて、先発には使わず「ここぞというところで使う」と答えるように控えの予定だったんです。 また井端選手は、山本監督からもらった年賀状の手書きの部分に「キャプテンのサポートよろしく!ベテランらしく共にアメリカへ!」とあった事に応えて、WBC日本代表のキャプテン阿部慎之介選手に「何かあったら何でも言ってこいよ」と働きかけていたんですね。阿部選手は、「すごく心強い。気が楽になった」と話していました。 さらに、守備の達人である井端選手は、WBCのためにどこでも守れるように様々なポジションのグローブを準備して試合に臨んでいました。 普通の選手は自分の事を考えてショートだけ守るのが当たり前とするところを、自分の事だけでなくチームのことを考えて様々なポジションを守ると自分の力を最大限アピールする心意気がとても嬉しいし心地よいではないですか。 そんな男が結果を出せるという事実がさらに気持ちを燃えさせてくれるところです。 奥さんもすごいですね。 息子さんが生まれる前2009年は、井端選手が年間出場する144試合の95%を球場で観戦して夫を応援していました。 2年前の目の負傷の時には献身的に努力して夫を救うと共に夫のすべてを応援していました。 ですから、2次ラウンドのMVPインタビューの時に、「家族があって今があると思うのでこれからも応援してもらいたい」と答えていました。そして、WBC大会のMVPも取りたいと宣言していたそうです。 こんな人間性を知ってしまうともっともっとファンになってしまいますね。 ぜひとも3連覇達成に大きく貢献した選手として深く記憶に刻みたいです。 (3/13ひるおび情報)