3/10 オランダ戦につながった「侍ジャパン九つの魂」 KeyMaker 2013年3月10日 いま、オランダ戦を見ていますが安心してみていられます。 もう勝ちはわかっていますので、次の試合に備えるようにしばらく投げていない投手を使ったりして馴らしています。 このオランダ戦があるのは、これまでのブラジル戦と台湾戦があったからこそです。 地獄に落ちたブラジル戦と、地獄から這い上がろうとして何度も蹴落とされた台湾戦で、あきらめず、投げ出さず、辛抱してチャンスを探し、やっと廻ってきたチャンスを首の皮一枚かわしてものにする、そんな気持ちがあったからこそ、このオランダ戦が天国に見えるのです。 これは、2013年1月30日に日本野球機構が発表した「侍ジャパン九つの魂」という日本代表の行動指針で、苦しいときにどう行動するべきかを示されている哲学で、まさにこれを身をもって実践してきた監督や選手たちの信念そのものが昇華してオランダ戦に舞い降りてきた様です。 当初マスコミは侍ジャパン九つの魂は、「当たり前のことだ」「いちいちごもっともだが、心を打つフレーズはない」と批判していた「侍ジャパン九つの魂」でした。だが、苦しいときこそ基本に返り、基本を思い出して、体から染み出るように行動すべきと、山本監督は選手に言い聞かせていたようです。 どんな逆境においても基本を忘れず基本を行動に移す。難しいけどやらなければいけないことだと改めて思いました。 【侍ジャパンの志】 日本が憧れる、侍であれ。 世界が畏れる、侍であれ。(世界が、近づきがたいものとしてかしこまり敬う、侍であれ) 【侍ジャパン九つの魂】 一、侍ジャパンは、一瞬一瞬、一球一球に、魂を込めなければならない。 一、侍ジャパンは、どんな劣勢に立たされようと、ゲームセットまで諦めてはならない。 一、侍ジャパンは、緊張やプレッシャーを、大きな力に変えなければならない。 一、侍ジャパンは、相手を敬い、そして正々堂々と向き合わなければならない。 一、侍ジャパンは、品格ある振る舞いを心がけ、心身共に一糸も乱れてはならない。 一、侍ジャパンは、断じて弱音を吐かず、前だけを向き続けなければならない。 一、侍ジャパンは、「侍魂の塊」となり、一致団結しなければならない。 一、侍ジャパンは、日の丸を背負った以上、日本に希望を与える存在でなければならない。 一、侍ジャパンは、以上のことを「侍の誇り」として、必ず遂行しなければならない。 以上 これからの試合も、基本に忠実にプレーしてもらいたいと思います。